CSSレイアウト講座 雑記帳 『夜空屋』店主の日常 ~長月探訪 / 出発~ 忍者ブログ

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『夜空屋』店主の日常 ~長月探訪 / 出発~

 書斎の机の上のペーパーナイフを手にとった。封を切る。取り出した数枚の紙片からは、とても懐かしい香を感じた。
 例えて言うならば、柔らかい陽射しの下で干したシーツの、あの何とも言えない安心出来る様な匂い。太陽の香。微かな、常人ならば気付く事も無いだろうそれに、ルカは柔らかく微笑んだ。もしもその顔を誰かが見ていれば驚いた事だろう。普段の胡散臭げな雰囲気が微塵も感じられない、そんな微笑だったのだ。


「十年と……どれくらい振りですかね。彼女からの手紙は」


 まさか、自ら過去に想いを馳せる事になろうとは。昔の刹那的に生きていた自分が聞いたらきっと驚く事だろう。そんなくだらない事を考えながら思い出すのは、今より少し賑やかで騒がしく面倒事に色々と巻き込まれたがしかし退屈だけはする事の無かった頃の事だ。
 あの頃関わりの深かったやたら馬鹿な知人と聡明な友人の二名は、共に居た時が多かったものだが時に彼らの職業の関係上、自由に旅を続けていたルカと違って遠く離れた地に行かなければならない事も少なくは無かった。そういう際は「今はどこどこに居る」だの「こんな事をしている」だのといった近況を知らせ合う程度の手紙を交わしあったものである。
 ちなみに、馬鹿な方の知人は英文が壊滅的に汚い(まるでのたくりまわるミミズ、或はもがくハリガネムシの様だった)のでだいたいは聡明な方の友人が書いて寄越すのが基本だった。

 その頃と変わらぬ筆跡を指でなぞる。
 きっと長く見ていない彼等は、多くの変化を迎えすっかり変わってしまっている事だろう。今もし会う機会があれば、心底驚ける自信がルカにはあった。十年以上の年月はそれだけ重いものがある。しかし変わるものだけではない。どれだけ経とうと、こうやって変わらないものもあるのだ。それはきっと喜ばしい事なのだろう。長らくを生きているからこそ余計にそう思うのかもしれないが。


「さて……それにしても、一体何が書いてあるんですかね?」


 既にだいたいの話は、蒼や龍からは聞いてしまっている。手紙の内容は、更なる要望なのかそれともただの挨拶か何かなのか。指先で眼鏡の位置など直しつつ、ルカは文面へと視線を落とした。



※ ※ ※




「おはようございます、ルカさん。…すいません、救急箱ってドコにありますか?」

「……は? 救急箱、ですか?」


 挨拶は良いとしても、朝の第一声としてはあまり相応しい内容では無い発言に、朝食の味噌汁を作っていた真っ最中のルカは挨拶を返すのも忘れて怪訝げに眉を寄せた。昨日からこの『夜空屋』での下宿生活をスタートさせたばかりの少年は、至極真面目な顔をして頷いている。その姿を頭の天辺から爪先までまじまじと眺めてはみるが、怪我らしきものは無さそうに見えた。


「確か…テレビ脇の棚の上にあった筈ですが。………どうしてまた、そんなものを?」

「あぁ、えっと…その……」


 問いに暫し逡巡する様子を見せたセリスは、迷うだけ迷った上で覚悟を決めたのか。モゴモゴと口ごもりながらも、背後に隠していた何かを取り出して見せる。

 それは鼬によく似ていた。
 スラリとした鼻先が尖った顔に小さな耳と円らな瞳、しなやかで細長い胴体、長くふさふさした尻尾、狐よりは多少濃い茶の毛並み。しかし、その短い後ろ足に反して前足はバランスが悪く見えるほどに長かった。その大半はまるで鎌の様にしなっていて、その鋭い刃先は容易く肉くらいは切り裂くだろう鋭利な輝きを宿している。如何見ても普通の野生動物などではない、それは明らかな異形の獣の姿だ。


「…この子が、僕の部屋のベランダの隅っこでうずくまってたのをさっき見つけて…。怪我をしているみたいだったから、ちょっと手当出来たらな……って」

「妖怪の怪我の手当て…ですか? 貴方もなかなか物好きですね」


 捨て犬を拾ってきて飼っていいかと親の顔を窺う子供みたいな表情で、不安げに聞いてくる様子に苦笑する。本当に物好きなものだ。普通ならば、明らかに普通の生物では無いその姿にもっと警戒をするべきだろうに。こういう所は血筋なのだろうか…と同じ様に良く魔物を拾ってきていた少年の両親の事を思い出しつつ、鍋を火から降ろした後で棚へと歩み寄り救急箱を取り出し踵を返す。そこで、その妖かしの姿を見てふと気付いた。


(…何だか見覚えがあると思ったら、昨日の雑魚ですか…)


 良く見れば、それは昨日の深夜頃に縁側に腰掛け一服していた自分へと襲い掛かって来たがあっさりと撃退してしまった小さな妖怪だった。
 身体のあちこちの毛並みが乱れ、前足の鎌の一部は妙な力のかけ方をされたかの様に曲がり痛々しい姿を晒している。昨夜自分が地面に叩き付け踏みつけたダメージはその小さな体には予想以上に大きかったのだろうか、遠くへ逃げる体力も無かったのかもしれない。鼬もどきを机の上に降ろせば救急箱を受け取った少年が消毒薬やらを取り出す姿を眺めていると、向こうもルカに気付いたらしい。怯えた様な悲鳴を上げると、威嚇なのか全身の毛を逆立てる姿には肩をすくめた。
 別段とって喰うつもりは無いのだが…まあ、それを言った所で理解出来るとは思えないので何も言う気は無い。


「ねぇ、ルカさん……イギリスではこんな魔物は見た事が無かったんだけれど。何ていう生き物なの?」


 消毒薬と包帯を取り出したセリスが首を傾げる。
 鼬自体は見た事があるのだけれど…と続ける様子にどう説明した物かと暫し迷った後、ルカはまだ開店前の店へと足を運んだ。古本の棚が並ぶ一角まで来れば、売り物の一冊を手に取る。それは今時珍しい和綴じの本だった。古びた紙独特の香りがその年季を主張している。長く誰にも手に取られる事がなく薄く積っていた埃を手で払いながら台所へと戻れば、ちょうど妖かしとセリスが取っ組み合い(に近い何か)をしている所だった。

 あっこら逃げちゃ駄目だってばそりゃ痛いのはわかるけれど染みるのは薬だからだし怪我にはきっと効く筈だから我慢の子で居てほしいってうわわわわそこはダメお鍋と包丁で危ない危ない危ない……という感じで見ているだけでも随分と騒がしい。思わず、何をしているんですか…と呆れ混じりに突っ込めば、ようやっと此方に気付いたらしい妖かしがビクリと動きを止めた隙を付いてその小さな身体を押さえ込むセリス。無駄に手際は良い。どうもこういうシチュエーションには慣れている様に見える。
 そんな騒動を横にキッチンテーブルの横にある椅子の一つを引き寄せれば、腰掛けつつ和綴じの本を開いた。


「これ、ですね……」


 開いて見せたページには、手書きの『窮奇』という文字に『かまいたち』とルビが振ってある。その横には風を巻きその場で回転しているかのような鼬に似た獣の姿が描かれていた。その絵と今テーブルの上で抗議の声をあげている獣を見比べるセリス。


「かまいたち……って言うの?」

「えぇ。基本的に、そう認識されている妖かしの一種ですね。少なくとも江戸の頃から名を知られる一般的な妖怪という奴です。つむじ風に乗って現れ、この鎌状の爪で切り付け切り傷を与えるが痛みが無い…という言い伝えと共に日本では一般人にも割とポピュラーな存在ですよ」

「イギリスには居ないの?」

「其方の方ではそう言った風と共に謎の切り傷が出来る…といった話は聞きませんからねぇ。居ないのでは無いかと思いますよ」

「ふぅん。かまいたち……鎌のような手をした鼬だから鎌鼬って事なのかな。…へぇ……面白いね、君」


 もがく相手にも躊躇することなく怪我を消毒し、包帯を巻き、一部の怪我には割り箸で固定までして処置を終えたらしい少年はというと、ぐったりと暴れ疲れた患者をまるで犬の子を抱き上げる様な感じでひょいと抱え上げている所だった。さらに、きっとお腹を減らしてるよねルカさん何か食べさせていいですか…などとのたまい始める様子には流石に苦笑するしかない。


「好きになさい」


 ルカが再びキッチンに立ち朝食の準備を再開しながら投げた言葉に、鎌鼬が勝手な事を言うなと言わんばかりの抗議の鳴き声を上げていたが聞かなかった事にしておいた。




 朝食を終え、片付けも終え、食後の珈琲など飲みながら時計を見ればそろそろ九時も近い頃合いとなっていた。

 自分と同じく椅子に腰かけこちらはホットミルクティを飲んでいるセリスはというと、テーブルの上に置いた皿で温めたミルクを妖かしに与えていたりする。その様子は治療した直後からすると随分と大人しく、ミルクを舐めている所で時折背を撫でられていても暴れだす気配は無いようだった。あまり頭は良く無いながらに、この少年は自分を害するものではないと判断したのかもしれない。
 そんな一人と一匹を眺めながら、さてどうしようかと思案する。今日は月曜日だ。もう少ししたら長月学院の方に赴いて必要な書類の提出やら何やらの編入学処理をしに行くべきだろう。別に今日でなくても構わないといえば構わないが、早めにしておけば後々面倒が無くて助かる。


「セリスさん」

「はい…? 何ですか?」

「御両親から預かっているだろう各種書類を用意しておいて下さい。後は、必要物品を揃える為の資金も。この店で揃えれる物ならば構わないのですが、もし無いものがあったらいけませんから」

「あ、もしかして……」

「えぇ」


 ルカは珈琲を飲み干せば、食器の片付けに立ち上がりつつセリスへとにこりと微笑んだ。


「貴方がこれから数年間通う事になる〝場所〟へ、準備を整え次第向かいますので…ね」



※ ※ ※



――20XX年3月某日 9:23 学生区スチューデンツ・クォーターラウンド中央地区セントラルエリア〟 / 〝戌亥メトロ〟終点・『中央地区駅』付近――




「昨日もびっくりしたけど、この辺りはやっぱり凄い賑やかだね」

「まあ、この人工島の一番中心にあたる街ですからねぇ……交通の拠点でもある分、人の往来も多いですから。そういった方々を狙った店が沢山あるんですよ。……ま、私には此処は騒がしすぎて少々裏通りに店を構える事を決めた訳ですが」


 物珍しげに近未来的な所も見える街並みを見回す少年を横目に、ルカは肩を竦めて見せた。
 戸に『骨休め』の札をかけ、急遽作成した「暫く留守にします。帰宅は昼過ぎ予定ですが予定は未定です。あしからず。 ――『夜空屋』店主」とだけ書いてある貼り紙をその横に無造作に貼り付けて、店を二人が出発したのは五分ほど前の事だ。戌亥ポートアイランドで最も賑わう場所と言っても過言ではない中央地区でも中央通りから多少離れた場所にある『夜空屋』から、徒歩で中央地区の街中へと歩を踏み入れた所である。
 彼らの目指すものは俗に〝戌亥メトロ〟と呼ばれる次世代型磁気浮上式鉄道リニアモーターカー、その路線網の中心に位置する『中央地区駅』だ。この駅からは長月学院へ直通の便があるのでそれに乗るつもりなのである。上空から見れば円盤状であるこの人工島の至る所を走る地下鉄として愛用される〝戌亥メトロ〟は、島暮らしの住人達の主要な公共交通手段の一つだ。免許はあるが維持が面倒なので乗らない、と自家用車を所持していない理由を語るルカが外に赴く際に最も利用する事の多い乗り物がこれである。

 まあ最も、まずルカが外出する事自体がなかなかレアな光景だったりする訳で、その証拠に「えっ着物!?」「外人がガチの和装姿!?」「コスプレ…?」「てかアレ『夜空屋』の店主じゃね!?」「おい店からこんな離れた場所にいるとか何の天変地異だ!?」「明日の天気宣言見てみろ嵐とか出てないか!?」などといった感じに周囲の者達がざわめいていたりするのだが。


「はい、長月学院行きの切符ですよ。セリスさん」

「ぁ、ありがとうございます」

「本当ならば定期券でも買うべきかもしれませんが……」

「うーん…でも通学が始まるのは四月からだよ。その直前にまた買いにくれば良いかなとは思うけど」

「それもそうですね…ではそうしましょうか」


 ざわめく周囲を余所に辿り着いた駅構内は券売機で乗車券を購入すると、二人は連れたって地下鉄へと乗り込んだ。本土より数段進んだ技術で生み出された乗り物ではあるが、その内装もまた近未来的になる…とまでは行かないのが現状だ。普通に乗り込み口上側などに行き先や現在の停車駅を示す液晶画面があったり、天井では有名人がポーズをとっている写真付きの中吊り広告が車内空調の風に吹かれていたり、良くある丸い吊革がブラブラと揺れていたりする。
 数少ない違いの一つは、先頭車両の運転席付近の壁に設置された小型ATM程のターミナル端末の存在かもしれない。普段は戌亥ポートアイランドの地図や路線やお勧め観光スポットの検索などといった各種情報を得る為に使われるらしいソレを眺めるセリスに、「その機械は月一で行われる学院間模擬戦争〝合戦〟においてはこの車両の運行指令を入力出来る様になっていたりするんですよ」と説明してやるとそれはそれは不思議なものを目の前にした様な表情でおっかなびっくり弄っていたりした。


「……父さんが『日本の技術力は世界一ィィイイイ!』とか言って叫んでたのはこういう事だったのかなぁ」

「セリスさん。一応言っておきますが、この高い技術力はまだ戌亥ポートアイランド内だけに限られたものですからね。勘違いしない様に」

「そ、そうなんだ…」

「それにしても…その妖かし。連れて来て良かったんですか?」


 ちらりと少年の首元を見れば、そこには先程まで強引な治療を受けていたあの鎌鼬がまるで借りてきた猫の様に大人しく巻き付いている所だった。包帯を巻かれた鎌や時折身じろぎする事はあるとはいえ、そうやってじっとしているとまるで毛皮で作ったマフラーの様にすら見える。というか多分一緒にこの地下鉄に乗っている者達は、十中八九ソレをマフラーとしか見ていないだろう。きっと。
 一応召喚術という人外の存在を喚び出す者達やその存在自体が人外の系譜に連なる、なんていう人材がゴロゴロ転がっている島の地下鉄である。ペットならぬ召喚獣やら何やらを連れての乗車は特に禁止されていないとはいえ、主従の契約すら交わしていないただの野生の妖怪を連れ込むのはどうなのだろうか。そんな思いも含んだ視線に気付いたのか、セリスは困った様に笑えば小さく小首を傾げる。


「あはは……本当は部屋で安静にしておいて欲しいから寝かせておこうかと思ったんだけど、不安なのかな…離れてくれなくて。でもまあ、ほら、こんなに大人しいしさ。別に暴れたりする訳じゃないし大丈夫かなぁ…って」

「やれやれ……仕方が無い子ですねぇ。まぁ、目的地が目的地ですから妖怪同伴でも問題は無いでしょうが。多分」

<――…戌亥メトロの御利用、ありがとうございます。次の停車駅は、終点『長月学院前』。『長月学院前』。お忘れ物の無い様にお気を付け下さい>


 そんな微笑ましい(?)雑談をこそこそと交わしている間に地下鉄は淀みなく運行していたらしく、車内放送が停車駅の名を告げる。長月学院直通の急行便は途中に一度も駅に止まる事が無い。十分も経たぬ内に目的地へと到達してしまった事にやはりこれまた驚くセリスに苦笑する。この程度で驚いていてはこの島中を巡って歩いた日には驚きすぎて疲労困憊してしまうんじゃなかろうか。
 とはいえ、彼曰くイギリス暮らしとはいえ実家はあまり街近くでは無くそれなりに田舎の方にあるとかで、そんなのどかな地方で生まれ育ったのだというのならば人も多い車も多い都会的に過ぎる様なこの戌亥ポートアイランドという土地は刺激が少々強い場所なのかも知れない。


(何と言っても、色々と規格外な土地ですからねぇ……ココは)


 ともあれ、ルカはセリスを伴い駅へと降り立てば改札を潜った。
 駅舎を出れば目的地はもう直ぐ側で、それこそ歩いて五分もかからない。何と言っても駅の目と鼻の先といっても良いぐらいの位置に既に正門があったりするのだ。


「……うわぁ…で、でっかい…広い……っ!」


 内心での感想だけでは収まらなかったのだろう。
 後ろを歩く少年が思わずこぼしたらしき感嘆と驚愕交じりの呟きにルカは振り返る。


「さぁ、セリスさん。此処が、貴方がこれから数年間通う事となる学び舎――…〝古今異形交渉班フリークス・フリーク〟長月学院ですよ」


 言って、ルカが指し示すその向こう側。
 広大な敷地面積を持ち、戌亥ポートアイランドに十二校存在する小中高大一貫校の一つでもある『長月学院』その校舎が、春先の柔らかい朝の日差しを受けながら自らの威容を誇るかの様に聳え立っていたのだった。


>>To be continued…




※ あとがき ※

 さて、久し振りのSS更新……という訳では実は無いのだけれど、オンライン公開でのSSは久々だね。(笑)
 そんな訳で以前宣言していたルカさんサイド三作目の登場です。
 今回は、前二作の様な一話完結ではなくて数話かけて一つの話…という感じでGOGOだよ。(何)

 ルカさん視点から見た、セリス君入学当初の話を……という事でこんな感じに始まりましたがどうだろう。
 この機会に、本編では滅多に語られそうもない長月学院の諸々を覗いていけたら良いんじゃなかろうか、とは思ってます。
 先生生徒案がまだまだ足りないけども…!
 その辺りは原作者さんと相談しつつ、他の人とも相談しつつ、ぼちぼち進めていけたらなとは思っています。

 ルカさん視点は他にももう一編、実は進行中だったりするのだけどね。
 こっちは本編間近の話で、『天狼の系譜 ~白の塔~』編でようやっと揃った三人目の同居人に関して語れたらとは。

 ともあれ、他にも進行中の作品抱えてたりするのでぼちぼちいきます。(笑)
 ぼちぼち。ぼちぼち。

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