CSSレイアウト講座 雑記帳 【どっぐす!】夏だ猛暑だ夏バテだ! 必見! 夏対策講座(?) ~二回目~ 忍者ブログ

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【どっぐす!】夏だ猛暑だ夏バテだ! 必見! 夏対策講座(?) ~二回目~

セリス 「……とりあえず、ルカさんとレイヴァンちゃんは向こうで壮絶なバトルを勃発させてるので放置ってことで」

吟人 「……二人で続ける?」

セリス 「うぅん。二人だと流石に何だか寂しいからね…ちょっと応援を呼んでみたよ」

拒 「………で、何で私がココに来る必要があったのかキリキリ説明しなさいそこの草食!(セリス睨み付け)」

吟人 「………………草食?(自分指差し)」

セリス 「うんまあそれは間違ってないかな…確かに。草食だもんねウタリは。(馬的な意味で)――…そんな訳で、神無月学院は生徒会長の乗降ノリオリ コバミちゃんだよ」

拒 「…あっさり人の主張をスルーした上で人をちゃん付けで紹介するとは、アンタ…相変わらず良い度胸よね…(イライライライラ)」

セリス 「?」

拒 「まぁ良いわ。さっさと終わらせてさっさと帰るわよ…! 前みたい(「DOGS!」番外編は『夜空屋』店主の日常参照)にこれ以上碌な目に合わない内にね!」

セリス 「まぁ良くわからないけど、拒ちゃんもやる気になったみたいだからさっそくいってみよう!」

吟人 「………ぉー」


拒 「で、アンタ一体今回は何を紹介するつもりなワケ? まさか決めてないとかクソふざけた事言わないわよね言ったら東京湾までブっ飛ばすわよ?」

セリス 「やだなぁ拒ちゃん。流石にそんな無計画な行動はとらないよ。今回は、夏バテに良く効くって有名な『にがうり』を使った料理とジュースを紹介しようかなって思ってるよ」

拒 「『にがうり』? ……あぁ、『ゴーヤ』の事ね。アレ、本当に効く訳? 実際の所。私はそれ程信じちゃいないけど、テレビだの何だのでは良くやってるわよね。夏場になると」

セリス 「それには、それなりの理由があって効くと言われているみたいだよ。実は夏バテには、取るべき対策というのが幾つかあってね……ウタリ」

吟人 「ん(何か書かれた画用紙を取り出す)」


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【夏バテに対して取るべき対策と考えられているモノ】

(1)ビタミンB1を採る(摂取した糖質をエネルギーに変換する為)
(2)たんぱく質を採る(たんぱく質内のアミノ酸が筋肉の増強を促す)
(3)クエン酸や酢酸を採る(これらの成分は体内に溜まる疲労に対して改善効果があるため)
(4)こまめな水分補給(渇きを覚えてから一気に水分を摂取すると夏バテしやすい)
(5)ビタミン・ミネラル類を採る(汗等によって体内の水分が排出されてしまう為補給してやる必要がある)

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拒 「何か色々あるのね意外と」

セリス 「先人の知恵って奴じゃないかなぁ。経験則と言うか。ともあれ、この中の4番でも言っているけど夏バテって水分摂取は結構重要になるんだ。それに体内の水分代謝もね。……で、『ゴーヤ』もだけどウリ科の野菜って実は漢方的見ると体内の水分代謝を整える効果があると言われているんだよね。ついでに言えばこれらの野菜ってその体積の九割が水分からなっていたりする訳で」

吟人 「あと、ビタミンCもいっぱい」

拒 「あぁ…そんな理由が在るワケね。てっきりあの独特の苦みで根性が付いて夏の暑さにもへこたれなくなる…とかそんなもんかと思ってたわ」

セリス 「流石にそれは無いよ…拒ちゃん……」

拒 「ま、良いわ。さくさく話を進めなさい!」

セリス 「それじゃあ、とりあえずそれぞれに必要な材料から紹介しようかな。ウタリ、フリップ宜しくね」

吟人 「了解した(材料の書かれた奴を二枚取り出す)」


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【ゴーヤの佃煮】
にがうり(ゴーヤ) … 500g
ちりめんじゃこ … 20g
三温糖 … 150g
濃口しょうゆ … 30cc
薄口しょうゆ … 30cc
酢 … 100cc
カツオ節(花かつお) … 10g
煎りごま(白) … 大さじ3


【ゴーヤジュース】
にがうり(ゴーヤ) … 1個
バナナ … 1本
リンゴ … 1個
牛乳 … お好み

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拒 「片方は妙に細かいわね…」

セリス 「まあ料理だから、ちゃんとした。……とりあえずまずは『ゴーヤの佃煮』からかな」

吟人 「ゴーヤは種付き。砂糖は、きび砂糖や黒砂糖でも問題無い」

セリス 「補足をありがとう、ウタリ。じゃあ次はレシピにいこうか」



~ BGMは3分クッキングのアレでご覧下さい ~



セリス 「まずはゴーヤを縦半分に切ろう。中のわたと種の部分を取り除いてね」

拒 「コレ、普通にやるにはちょっととり難いわよ…? カボチャの種取りとかと同じ匂いを感じる程度に」

吟人 「スプーンが便利。ごりごり抉る」

拒 「確かにこうすると楽なモンね。サクサク取れるから気持ちいいじゃない」

セリス 「ゴーヤのサイズにもよるけれど、ちょっと大きめのスプーンの方が手早く取れるよ」

吟人 「次は包丁」

セリス 「はいはい…ウタリは危ないから触らない様に。そんな訳でゴーヤから種とわたを取り除けたら、次はちょっと厚めにスライスしてね。そうだなぁ、5mmかそのぐらいだったらちょうど良いかも」

拒 「……切るだけ切ったわよ。コレ、どうすんの? 佃煮って言うぐらいだからやっぱり煮るワケ?」

セリス 「うん。とはいってもまだぐつぐつとは煮ないけどね。熱湯でさっと湯がく程度で今は十分かな? その後はザルに上げてしっかりと水分を切ってね」

拒 「……どのぐらい切れば良いのよコレ。適当で良いのよねそうよね?」

セリス「ぁー…適当でも駄目では無いけど。どうせなら、木べらとかしゃもじで押してしっかり水気を切った方が良いかな」

拒 「何でよ。手間がかかるじゃない。……と言うか、私の場合、水気なんて〝バタ足アクセルストップ&ゴー〟(触れた対象を吹っ飛ばせる零距離念動力)でふっ飛ばせば……」

セリス 「ちょ、こ、拒ちゃん駄目だよそれだと!? 君は良くても本土の人にはそんなのは出来ないから!?」

拒 「……それもそうね(ちっ)」

セリス 「あはは…。(苦笑) そうそう…ちなみに、こうすることで実は後で煮る時間を短縮できるんだよ」

吟人 「セリス。鍋の準備が出来た」

セリス 「ありがとう、ウタリ(撫で撫で)」

拒 「? 何を煮てんの? コレ」

セリス 「三温糖と二種類のしょうゆとお酢、三種類の調味料を混ぜたものだよ。これをしっかりと混ぜて鍋で煮立てたら、そこにゴーヤとちりめんじゃこを入れてクツクツ煮込むんだ」

拒 「どのくらいまで煮れば良いのよ。さっきのはさっと煮だったけど」

セリス 「基本的には煮汁がなくなるまで、だよ。火が通ると糖分があるからちょっと水あめっぽくなるんだけど、それがカラメルっぽい感じになる一歩手前…ぐらいが一番美味しい頃合いかな。まあ、そこは実際に摘みながら自分で調節するのも良いけどね」

吟人 「ゴーヤ、黒い。……もう食べれる?」

セリス 「そうだね。もう食べても平気な感じではあると思うよ」

吟人 「じゃあ食べる。(ひょいぱく) ……ん。美味しい。………拒も食べる?」

拒 「えっ……ちょっと、大丈夫なんでしょうね…?」

セリス 「? 何が?」

拒 「ゴーヤといえば苦いって言うのが世の定番じゃない。苦みとか、結構残ってたら地の底までめり込ませるわよ…?」

セリス 「それは大丈夫だと思うよ。しっかりと砂糖やしょうゆの味が染みてる筈だし。ゴーヤの苦みが好きな人は、こんなに黒くなるより早い時点で火を止めたほうが良いんだけどね」

拒 「………じゃあ、一口だけ食べてみるかしらね」

セリス 「あぁ、まって拒ちゃん。もう少しで完成だし、せっかくなら完成品を食べると良いよ!」

拒 「まだ何かあるって言うの?」

セリス 「うん。最後に、用意しておいたカツオ節を入れて残った水分を吸わせちゃうんだ。そしてごまをパラパラとまぶしてよく混ぜてー……はい、完成! 『ゴーヤの佃煮』の完成だよ! さぁ、拒ちゃん。せっかくだから一口どうぞ。はい、あーん」

拒 「……………一口貰うのは構わないわ。でもとりあえず言っておくけど…箸でつまんで私の口元に差し出すの止めなさいこの天然馬鹿!?

セリス 「…ぇ? あれ? 何か問題がある…?」

拒 「…。……。………。…………コレで欠片も狙ってやって無いから面倒なのよ…狙ってやってたらブっ飛ばして終わりだってのに…(ギリギリギリ)」

セリス 「???」

吟人 「………ちなみに。ごはん、おにぎり、おつまみに最適」




セリス 「さて、佃煮は美味しく出来たし次は『ゴーヤジュース』の方を紹介しようかな」

拒 「あんな無駄に苦いだけの代物をジュースにしようという精神が良く分かんねーわよ……で、作り方は?」

吟人 「とても簡単。材料をミキサーに入れてスイッチを入れる

拒 「…。……。………。それだけ…?」

吟人 「それだけ(こくり、頷いて見せる)」

セリス 「ちなみにワンポイントとして、ゴーヤは事前にちゃんとわたと種を取ったものを適当な大きさに刻んで冷凍しておいてね。そのままだと苦みが結構強いけど、冷凍する事で多少控え目になるんだ」

拒 「多少、であって苦くなくなるワケじゃないのよねつまり!? そんなモノ、ちょっと異色の青汁じゃないのよ!?」

セリス 「そこは一緒に入れるフルーツでかなり緩和されるよ。牛乳を足してやると結構まろやかさも増すしね。……一応の目安の量をさっき紹介したけれど、ゴーヤ自体一個一個味が違うから…実はミキサーにかけた後に微調整してやる必要があるんだ。実際の所」

拒 「それを紹介するってのはどーなのよ………」

吟人 「でも身体には良い」

セリス 「それに本当に上手く出来てるものは美味しいんだよ。ゴーヤが入ってるって気付かないレベルだし。ただ、しっかりミキサーかけてやらないと時々ゴーヤの大きな破片が残っちゃうから要注意」

吟人 「うっかり噛むと苦い…」

セリス 「それに、温まってくると味が変わってくるから良く冷えている内に飲まないと危険かも。まぁ、ゴーヤジュースの方は料理するよりもある程度手軽だから一度ネタになる…とでも思いながら試してみると良いとは思うよ」

拒 「どこの芸人の思考回路をトレースしてんのよソレ






(~第三回に続く~)




※あとがき※

 そんな訳で拍手御礼季節物SS第二弾。
 相変わらず、ジャンルは『DOGS!』の面子でお送りしてみた一品。

 前回は飲み物だったので次は料理にしよう、と決めたは良いが悩んだのは良い思い出。
 結局は、定番である『ゴーヤ』を使った料理とジュースになったんだけども。

 ちなみに僕的にはゴーヤは嫌いです。(…。)
 苦すぎるというか…もっと味は薄く…薄く!!


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